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信州蕎麦と安曇野方面散策 2008夏 [蕎麦]

信州白馬の入り口 R148から岩岳スキー場への分岐あたりに蕎麦店 『大法院』 がある。
店構え、店内は特に目立つお店ではないが、純手打ち蕎麦店である。
蕎麦店といっても蕎麦だけでなく、サイドメニューとしての新鮮な日本海の魚介類が豊富なお店である。
スキー帰りやお蕎麦だけではちょっとという食欲旺盛な子供連れの方に紹介する蕎麦店です。
国産(信州産、北海道産)のブレンド蕎麦粉を使用し1~2割の割り粉を加えて純手打ちで打ち上げています。
時期によって割り粉の量等も変わるそうです。
それぞれの蕎麦粉の収穫時期も違いますので完全に新そばに変わるのは12月になるそうです。

一番粉の使用割合が高いので田舎蕎麦より更科系の好み向きだと思います。
ひきぐるみ、丸抜き粉、二、三番粉を使った香りの立つ蕎麦好みの人には少々物足りないかも。

そばつゆは、利尻昆布、本枯れ節、宗田鰹節の出し汁に本返しを合わせたもので、少々濃い目です。
そば湯はさらっとしていますが、濃い目のそばつゆで割ったものはたいへん美味しい。

        そんなに広くもなく、夫婦でやっている店です
        店構えは特に凝ったところもなくごく普通

    そんなに凝った造りではありません
    店内の様子
    テーブルが4卓とカウンターが5~6席

    好みで山葵、大根どちらでもOK
    細めで腰の強い更科系の蕎麦
    薬味はさらしねぎ、生山葵、大根おろし
    生山葵はそばつゆに溶かすより直接そばにのせたほうが美味しい

    角が立ちしゃきっとしています。
    竹ざるに盛り付けて提供されます
    香りは少々少なめです。
    割り粉が多い分もちもち感も。
    たぶん評価が分かれるそばだと思います。
    

    家紋入りとはなかなか凝っています
    店名入りのそば徳利、蕎麦猪口
    家紋(丸に右離れ立ちあおい)
         家紋の入った蕎麦徳利、蕎麦猪口は初めて見ました。

    6.JPG
    そば湯入れの丸湯桶
       これでそば湯が供されます。

長野は私ではなく妻のふるさと。
信州に行くとなんとなく落ち着くような気がする。

大法院近くに白馬村青鬼という戸数僅か14戸の集落がある。
青鬼集落はスキーのメッカ白馬から車で15分ほどのぼった山上にある。
集落からは鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳など北アルプス後立山連邦が望める絶好のスポットである。
訪れたのは8月お盆過ぎ。
残念ながら後立山連峰の雄姿は望めなかった。
石垣で築かれた約200枚の棚田は 『日本の棚田百選』 に選定されている。
もとは茅葺きだった江戸時代後期から明治時代後期建築の屋根は現在はトタンをかけてあるが、2000年12月には国の 『重要伝統的建造物保存』 に指定されている。

指定され、世の中にひろく認知されると案の定素人カメラマンと称する人たちがわんさと押し寄せる。
狭い集落に車と人が殺到する。
したがって撮影ポイントとなるあぜ道に人が群がり、田んぼがあらされる。
そのためあぜ道には 『石垣が古いため、崩壊の危険があるのでここから先は立ち入り禁止です』
のたて看板があちこちに立つことになる。

    山がかすんではっきり見えません
    時期がよければ正面に後立山連峰がくっきりと見えるポイントです

    北陸よりも稲の生育がだいぶ遅い様です
    日本棚田百選に選ばれている
    田植え前の田んぼに水を張った時には、後立山連峰が水に逆さに写って
    写真愛好家たちの格好の被写体になる。

    割り石積と玉石積の両方があります
    田んぼの段差にはこんな石垣が積まれていてたいへん美しい

    小ダム湖の水色がきれい
    白馬から青鬼集落の途中

    正面に白馬スキー場群が見えます
    白馬方面を望む


    



     

白馬から妻の実家安曇野への途中に北安曇郡池田町がある。
しばらく前、全国の池田町が集まって 『池田町サミット』 が開かれたことがある。
池田町は北アルプスの雄大な山容を一望できる景観に恵まれた地です。
典型的な内陸性気候で、年間を通じて雨が少なく、冬は積雪が少なくて寒冷だが、夏は比較的過ごしやすい地です。
地勢、気候を生かして花とハーブの栽培が盛んであり、20年位前からヨーロッパ系ワイン専用葡萄のシャルドネ、ソーヴイニヨン・ブラン、ピノ・ワールを垣根仕立てで栽培されており、それらの葡萄を原料として地元ワイナリーで 『信州池田町ワイン』 を生産し、高い評価を得ている。

北アルプスと安曇野北部をはさんだ向かい側丘陵地に 『あずみの池田クラフトパーク』 がある。
ここからの北アルプスと安曇野の展望は抜群です。

    
晴れていれば後立山連峰がすっきりと見えます

    安曇野盆地が一望できます
    クラフトパークからの北アルプス、安曇野展望


    クラフトパーク全体が丘陵地で、なだらかな地形を利用して芝を張った
    公園になっており、各種施設がある。
    この中に
『池田町立美術館』 がある。
    付近を
『安曇野アートライン』 が通り、白馬から安曇野間約50㎞間に
       約20もの各種美術館、博物館が点在している。

    
ここからの眺めが好きです
    雲で北アルプスの展望が利かない

    
なかなか素敵な美術館です
    池田町立美術館

    
こんなに行列ができてはチョット
    クラフトパーク北側にあるそばの名店 『翁』
    
第二回探蕎会(今秋開催予定)の候補店
    相変わらず多くの人の行列です。

    
ワイン用の葡萄は最近垣根仕立てが多いようです
    食べても美味しいようです
    クラフトパーク前の農場で栽培されているワイン用葡萄
       棚仕立てではなくヨーロッパと同じ垣根仕立てで栽培されている
    
『信州池田町ワイン』の原料に

妻の実家 安曇野市穂高はクラフトパークからは高瀬川をはさんで対岸に当たる。
距離にして僅か5キロほどか。

安曇野へ訪れると必ず尋ねる場所がある。
道祖神と大王山葵園は私の大好きな場所。
もう何十回も行っていると思うが飽きない。


信州安曇野あたりには多くの石仏(道祖神)があり道祖神のメッカといわれている。
南は松本近くの梓川村から北は大町市まで 、 小村落も含め総数900体もの双体
道祖神、文字碑等様々な道祖神が散在しており 、中にはきれいに彩色を施された
双体道祖神も数多くある。
安曇野では男神・女神か並んでいる双体道祖神が多いことで有名です。
道祖神は村の守り神として、五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願し、村の中心部
や辻、交差点等に安置されています。
またその男女像はちょっとエッチで接吻しているものや、握手しているもの、酒気を
持っているもの等があり微笑ましい様子です。
多くの場合、道祖神と同じ所に庚申塔、二十三夜塔、馬頭観音等が祀られている。

    
庚申塚は庚申信仰に基づいて建立されています。庚申信仰は江戸時代から続く民
間信仰で、庚申塚とはその 「庚申様」 を信仰する人々が供養のために建てた石塔
や像を納めた堂のことで、道の交差する辻や寺の庭などに建てられたものです。

二十三夜塔とは「月待ち行事」のひとつ「二十三夜講」に関するものだそうです。
月待ちは旧暦の 15、16、22、23日などの夜に月が出るのを待ちながらお勤めや
飲食をするとう風習です。
主として23日の月待ちが一般的だとか(23日の月は午前0時あたりに昇ります)。
これらの月待ちの塔は安曇野にも多く建てられているが現在では二十三夜講はほ
とんど忘れられた風習だということです。 

    
集落の辻々に安置されています
    安曇野市土場地区の道祖神
    一番左の像は二十三夜塔です    

    
          製作年は不明ですが古そうです
          双体握手像 安曇野市土場地区
          上の写真の左から2番目の像です

    
双体握手像
    双体握手像 頬ずりをしています
        双体握手像
    双体像
    双体握手像
    双体酒器像
    大王山葵農場内
    厳密な意味での道祖神ではないかもしれませんが。
    すべて双体道祖神です。
    比較的新しく作られたもののようです。


    
このような形式のものが多い
    安曇野市穂高等々力 東光寺境内 文政2年(1819年)
       握手をしている双体道祖神と二十三夜塔

        
仲がよさそうです
        上の写真右の像のアップ

    
頻繁に紹介される道祖神です
    安曇野市島新田  双体握手像  製作年不明

    
安曇野には大黒天が60体くらいある
       安曇野市穂高新屋地区
       大黒天、双体像、二十三夜塔

    
説明書きの看板
        DPP_indi-726.JPG

    大黒天
    大黒(おおくにとも読める)大国主神(おおくににしのみこと)
    読みが同じため混同されて民間信仰として溶け込んだ一面も
    あるとの説も。
    大黒天は七福神のひとつとして福徳、蓄財、農作物、養蚕の
    豊饒の神として祈りの対象となっているようです。

    
新しい像で殆ど風化していない
    双体酒器像 明治2年(1869年)
    
250年も経つと相当風化しています
    双体握手像 宝暦9年(1759年)

    
屋根をかけて大切にされているようです
    安曇野市穂高新屋地区
       ここには大国主神の文字碑があります。

    
大国主神の文字碑はそんなに多くありません
    彩色や紅入れは子供たちが行事としてやっているようです
    双体握手像  唇に薄く紅がひかれている
    宝暦~文政年間の作と思われる

道祖神めぐりの後は恒例の大王山葵農場へ行かずばなるまい。
地元では大王山葵農場のことを地名を取って 『御宝田』 というらしい
ここは夜明け後の早い時間に行くと、人一人いない山葵田に朝もやがかかりいい雰囲気です。
今回は少々時間がずれてしまい、まだ夏休み期間中のことでもあり多くの観光客が訪れていた。

    DPP_indi-738.JPG
    山葵は直射日光を嫌う植物です。
    そのため夏の間は 『寒冷紗』 で覆われている。
    山葵農場はたいへん広く(15ha)何本もの谷筋で栽培され
       ているが
この場所からの景観が一番好きです。

    DPP_indi-739.JPG
    寒冷紗の下の山葵
    すべて湧き水で栽培されている。
    湧き水は一日12万トンとか、水温は年中13℃で一定している。
    そのまま飲めるくらい清浄とか。
    『安曇野わさび田湧水群』 として、環境省選定の全国名水百選
    にも選ばれている。

    DPP_indi-740.JPG
    山葵は土ではなく清浄な小石で栽培されている。

    DPP_indi-736.JPG
    故・黒澤明監督が映画 『夢』 のロケで使用された水車小屋
    川の水も透き通っていてたいへん美しい。

    DPP_indi-737.JPG
    シーズン中はボートの底が透明で川の中が見えるクリアボート
    で川遊びが楽しめる。(有料)
    透明な川の中に虹鱒、山女が泳いでいるのも見える。

    DPP_indi-744.JPG
    いつも山葵漬けを買う 『井比山葵店』 駐車場脇にある湧き水
    『三杯飲んだら一生生きる』 そうですから死ぬまで生きていら
    れるようです。
    なんか変ですね。

          
今回の安曇野里帰りも終了。
          今度はいつ来れるだろう。
          第二回探蕎会になるのか。

          いずれにしての訪れるのが楽しみです。

    
      

        
        

          

    

    

    

      


 


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gorukichi

O-HASHIさん
nice、訪問ありがとうございます。
by gorukichi (2008-08-31 11:41) 

gorukichi

mappyさん 
訪問、niceありがとうございます。
by gorukichi (2008-09-06 15:59) 

gorukichi

くらいふさん
訪問、niceありがとうございます
by gorukichi (2008-09-07 21:40) 

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